2018/10/27
施工部ブログ
【施工】棟瓦の積み直し
こんにちは。ご無沙汰しております。施工管理のNです。
さて、先月末~今月頭の台風に関する対応に始まり、気づけば今月は矢のように早く時間が過ぎて行きました。
台風被害で多かったのが、屋根の「棟」の崩れ、ずれが起きてしまっているというものです。
今回はその棟のずれをどうやって直すかという工事のお話をさせていただきたいと思います。
棟、というのは屋根の面と面の境目の角についている、一番上の部分です。
三角の切妻屋根なら一番上のとがった部分に一直線についています。
カラーベストや板金屋根など、屋根の種類によっても棟の形は様々ですが、今回は和瓦の棟についてお話しさせていただきます。
ずれている瓦の状態がこのような感じです。
棟の一番上の瓦を取ります。
何段目まで解体するかは状況によって違います。
場合によってはすべて棟を解体し、中の木を交換する場合があります。
漆喰や土を棟の中に詰め、瓦を戻します。
これで元通りです。
通常の漆喰作業よりも時間がかかり、できる職人さんも少ない工事ですが、できる職人さんにはフル回転していただき、現場が動いています!