2018/08/31
【施工】防水工事
こんにちは、施工管理のNです。
今日は防水工事のお話をします。
防水工事とは、主にベランダや陸屋根(四角い箱みたいな建物の、平らな屋根)で行います。
雨を溜めこみやすい部分を、特殊なシートや塗装でコーティングし、雨漏りを防ぎます。
今Amitaでさせて頂いている防水工事は、大きく二つに分けると、「FRP防水」と「ウレタン防水」です。
FRP防水とは、簡単に言うと特殊な繊維の防水シートを乗せ、塗料で塗り固めるタイプの防水です。
FRPの例を一つご紹介すると・・・
これが施工前の状態です(いい引きのアングルが無かった・・・)
この現場は、下地が痛んでいたので、木で下地を作りました。
これをしなくて、いきなり洗浄、下塗り剤、というケースの方が多いですね。
下塗り剤です。
このガラスマットというのがFRPです。
FRP(Fiber-Reinforced Plastics の略称) とは、ガラス繊維、炭素繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料のこと(出典:ウィキペディア)
この後2度ほど塗装が入るのですが、写真が多くなるため割愛して・・・
こうなります。
デパートの屋上みたいなつやつやになります。
ウレタン防水は、ウレタン樹脂を厚く塗り、ゴム状の防水膜を作るタイプの防水です。
塗る前に薄い布(クロス)を貼りますが、基本的な流れは塗装なので、ビフォアアフターだけお見せします。
別な現場も
見た目は割と似ていますね。
中身は違いますが、どちらもつるっとした見た目です。
防水工事は現場の状態によって手順が変わってきたり、どちらの防水が適しているかが決まってくるため、
毎回職人さんとの写真のやり取りや現調を繰り返して準備します!
現場によって微妙に違うため、簡単に説明するのが難しい工事です。
今回すごく簡単に説明してしまったのですが、実は結構複雑です!
台風が続く季節、トラブルの前に、防水の備えはいかがでしょうか。